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行人岳
長島のなかでもっとも高い標高394ｍ山岳です。私が行ったのが2月15日だったこともあって鶴が移動する時期だったようです、カメラに長いレンズをつけて、鶴の飛来を待ち構えている方もいらっしゃいました。
天気がいいときは、天草はもちろん、島原の普賢岳や霧島も見えるということです。車でアクセスできるように広い道路が整備されていて駐車場もあります。頂上のほんの少し手前にも駐車場がありますので車を止めることに問題はないようです。
頂上には、神様が祭られていて、初詣ではたくさんの方が参拝されるそうです。長島での「初詣はここで！」という参拝客やご家庭も多いと聞きました。
私が初めて行人岳に行ったときは、コロナ禍でカメラマン以外は誰もいませんでした。この時期だからそこ、この景色を独り占めできた気分になりました。
隣接の遊歩道もあり、なかにはここまで歩いて登る方もいらっしゃるようです。道路には歩行者通路もありますのでウォーキングが好きな人には持って来いです。
3月に入り行ってみると、前日に鶴の北帰行のことがテレビで放送されたこともあり、前回と違って広い駐車場も満杯になりそうな勢いでした。熊本ナンバーの車はもちろん、北海道の旭川ナンバーの車もありたくさんの人が鶴が飛んでいるところを待ち構えているようでした。
ここから見る鶴は上から見下ろすことができるため、たいへん貴重な撮影スポットだそうです。
頂上には御堂があります。行人岳は山岳信仰の地だそうです。御堂の前に石が積まれています。前回来たときは特に気に留めることもありませんでしたが、よくよく見てみると、その石に願い事が書いてあったんです。
「健康」「安全」「合格」など書いてあって、いわゆる絵馬として使われているようです。
長島を、そして周りの島や海を見渡すなら行人岳に行ってみてください。
長島八景に挙げられています。
行人岳（ぎょうにんだけ）はこちら
長島攻略図
