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2023年島原ドックへ！船舶検査1/30～1/31
1/30(月)
5時起床
今のところ風もなく作業できそうです。久しぶりに晴天に恵まれて暖かいときもありました。これくらいの天気ならいいですね。
本日は補修したアンカーをもとに戻しました。
甲板部は車両甲板の錆び取り、機関部は最後にエンジン部品を取り出した車両甲板の鉄板を被せました。
また、ドック期間中は特に忙しいのに船長が熊本と島原を結ぶオーシャンアローの見学に連れて行ってくれました。
船長は歩くのがとにかく速く着いて行くのもやっとでしたが、第二天長丸以外の船内を見せてもらって勉強になりました。
明日は7:30から出渠です。ドックに水が注入されてフェリーが浮くことになります。
船底作業で使用した機材や高所作業車などはどんどん陸上へ揚げられます。
出渠完了！
1/31(火)
4時30分起床
7:30予定通り出渠の開始です。しばらくすると船が浮きます。その際乗り込んでいた工員さんや船員が水漏れをライトで確認します。
陸電やエアホースなどの線をいったん返しエンジンをかけることなくボートで引き出し隣に係船します。もともと係船していた他の船と入れ替わる形です。
船体の塗装など外側の作業が完了しています。これからはランプドアへ通路が取り付けられ船への乗り降りができるようになるため船内の作業は効率が良くなります。
10時には出渠完了です。
甲板部は車両甲板の錆び取り作業を帰航するギリギリまで行います。機関部は主機関の点検に余念がありません。一部弁を閉め忘れていたため海水が入った部分があり抜き取り後洗浄となります。このようなこともあります。
そして、この日は社長に激励会を開いていただきました。船員さんの食べっぷりに軽く引きました。