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2023年島原ドックへ！船舶検査2/1～2/2 最終日
2/1(水)
4時起床
本日はいよいよ主機関の試運転となります。
甲板部は効力・運転の検査、機関部は主機関の検査で国土交通省の検査です。
午前中は甲板部が錆び取りとペンキ塗り、掃除。機関部が検査前の点検です。
検査は13時から始まり14時半くらいに終わったと思います。無事検査も通過しその後は通常の作業です。
スピンオフ話 船員のドック期間の過ごし方
ここで船員がドック期間中どのように過ごしているのかご紹介します。
宿泊施設は島原ドックに準備していただいた専用の宿泊施設施設です。
他の船舶の関係もあり二箇所に分かれて宿泊しています。島原ドックの正門を抜けてすぐ隣にひとつ目
もう一つは正門から200メートルのところにあります。
私が宿泊しているのは200メートル離れた宿泊施設のほうです。
3階になります。
下は島原ドックの倉庫だそうです。
部屋は個室でテレビや冷蔵庫、エアコンなどはあります。部屋はとてもきれいです。
トイレとお風呂は共同になりますが非常にきれいで最新式。広い食堂もあります。トイレ、お風呂、食堂は第二天長丸専用になっています。
このとき別の船の船員さんもいましたが同じようにトイレ、お風呂、食堂があります。
洗面所と洗濯機だけが完全共同です。洗濯機と乾燥機がそれぞれ４台ありますので特に困りません。
無料wi-fi もついてます。
次に食事について
昼食はお弁当を準備してもらっています。最後に精算です。
朝食と夕食は契約して作ってもらう船員もいますし、近くにコンビニやスーパー、レストランがありますのでそちらで済ます船員もいます。
朝は8時に始まり17時に終わる形になります。10時と15時に休憩時間があり12時に昼食の昼休憩があります。
近くのにパチンコ屋さんや焼肉屋さん、居酒屋などありますのでそういうのが好きな方はご利用されています。
すぐ近くに島原港駅があります。ドック期間中、休みがあるときには長崎の観光に出かける人もいるそうです。
先日、バナナマンさんのせっかくグルメで島原・雲仙でした。ラーメン屋さん美味しそうでしたね。
島原はそうめんが有名でそうめんの自販機もありました。また、島原ドックの正門を出るとすぐに足湯があります。観光客の方がよく足湯に入っているのを目撃しました。
いよいよ牛深へ出航です！
2/2(木)
5時起床
宿舎からのこの景色を見るのも終わりです。
本日いよいよ試運転です。
朝8:00に準備が始まり8:30から動き出します。
11:00に出航予定でしたが不具合が発生し少し押しました。これも織り込み済みでよくあることだそうです。
その間も残り作業です。
帰るまで続きます。
問題も解決したので島原ドックから乗船してきたドックマスターと工員さんが船で帰ります。
12時ごろ天草牛深へ出航です。
1/25夕方出航し2/2までの長いようで短くもあった9日間の島原ドックでの生活。
私以外に2人の船員は初めての島原ドックでした。2人とも性格なのでしょう比較的楽しんでいたようにも見えました。先輩船員の方たちも声をかけてくれますし、普段はしない仕事なので手取り足取り教えてくれているようでした。
昨年は新型コロナまん延防止等重点措置ということもありピリピリ感がありました。
買い物に行ったり外食の時間も気にすることなく行けたりマスクすること以外は特に変わらない日常が戻ってきつつあります。
17:30 牛深到着です！
2/3は船内作業と午後より海難訓練。
2/4からの通常運航です。
船員のみなさんお疲れさまでした。
今回行った島原ドックはこちら
〒855-0823 長崎県島原市湊町 5-2
TEL 0957-63-3851