NEWS 操舵室(そうだしつ)の中はどうなってるの!? お知らせ 2022年04月07日(木曜日) 第二天長丸の操舵室(そうだしつ)に入りました。お客様が気持ちよくまた安全に航行するために、船員のみなさんが見えないところで日々動いています。この「操舵室」はその中でも船を操縦するところです。第二天長丸は、前進後進ができるタイプのフェリーなので、同じ操舵室が前後に1か所ずつ設置してあります。 ちなみに土禁になってました。 正面の窓の上部の看板に掲げてあるように、いまから鹿児島の長島へ向かうことが分かります。鹿児島県長島については長島町特集をご覧ください。とてもいいところです。「鹿児島県長島特集」 イメージ的には、デッカイ舵(かじ)を想像しますが・・・ 実際の舵はこんな感じコンパクトですね。 前後左右にたくさんのボタンや計器類があります・・・何かに使うのでしょう・・・汗 これはレーダーです。島や船などが映し出されます。船は時間軸で尾びれがついて表示されます。船が動いている証拠です。船をプロットすると(いわゆるロックオンですね)、船の速度が分かるところも見せてもらいました。船の動きを予測できますね。衝突を避けるため、安全に運航するための大切なレーダーです。 また、GPSがあります。海上では突然の濃霧など天候の変化や予期せぬことが起こることもあります。現在のフェリー位置がリアルタイムで表示されます。GPSの進化でより安全にお客様を乗せることが可能になりました。 後ろには、緊急連絡先や潮見表などたくさん貼られていますし、船内放送用のマイクなどもありました。これはサーチライトです。 ベッドなど仮眠が取れる部屋もありました。意外に広いです。船の中の部屋とトラック運転席の後ろは子どもが、もっとも気になり、そして憧れる場所ですね。 こちらの机はですね。海図広げたりするんでしょうか。レトロな雰囲気は現代ではエモいと言えるのでしょうか。 モールスキーです。モールス信号を送る例のヤツです。テレビでしか見たことありませんが、フェリーにもついてます。汽笛と連動しているそうです。 突然の潜入にもかかわらず、整理整頓もされていてとてもきれいだったので、これが日常です。今回は操舵室をご紹介しました。普段は見ることができない場所に潜入してみました。また機会がありましたら船内を探索したいと思います。 蔵之元港行きシャトルバスのりばへのご案内 牛深港から鹿児島市街へ行ってみた!