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2024年島原ドックへ!船舶検査1/25~1/26

2024年島原ドックへ

今年は1月25日から2月2日までの9日間が船舶定期検査となります。

昨年は雪の中で天草地方は測定開始以降最低気温でしたが、今年はそれに比べれば初日は寒かったものの過ごしやすい天気でした。

1/25 船底のさび落としなど

島原ドックへ出航

1/25(木)晴れ

いよいよ本日より島原ドックへ向かいます。

5時に牛深港フェリー乗り場に集合です。まだ日も明けない5時20分に出発予定ですが、少し早めに動き出しました。

ドックまで行く間も作業をします。

第二天長丸のエンジンは車両甲板中央の分厚い鉄板を開けて取り出すためその準備をします。

また、のちの作業を考えてその鉄板の周りを錆び取りから錆止めまでを到着まで行いました。

天草五橋の1号橋・新1号橋の下を通過すれば普賢岳が現れます。

頂上付近にはまだ雪が残っている感じです。

入渠作業

島原ドック付近まで近づきしばらく停船します。

ドックマスターと工員さんが第二天長丸に乗り込んでくるのを待つためランプドアを下ろします。

11時ドックマスターと工員さんが乗り込みました。

これから水先案内をしてもらいながらドックへ入渠です。

甲板員が、操舵室に集まり入渠を見守ります。

最初は現状の確認作業

入渠無事に終わり、船長はこれからの作業工程を再確認するためドックの担当の方と打ち合わせです。ドックに入る前からある程度の工程が決められていますので、確認作業となります。

車両甲板ではエンジンをオーバーホールする準備が始まります。機関部の船員はここから怒涛の忙しさが始まります。ある程度それが終わると甲板員はロープデッキ周りの錆び取り作業に入ります。

船底を確認すると、スクリューが曲がっている部分が数か所、ちぎれている部分もありました。1年間運航する中で流木などに当たることがあり、このような状況になります。

船底も1年の間に汚れています。

1/26 船底のサビ落としなど

入渠中の第二天長丸

1/26(金)晴れ

船員は昨日の作業の続きを行います。

国交省の検査がありました

この日は午前中に国交省の検査が行われました。隅々までチェックが行われました。

一部ロープデッキ周りのサビ落としがある程度完了しとりあえず錆止めをして乾かしておきます。

機関部はエンジンのオーバーホールを引き続き行います。フェリーが運航しているときは手がつけられない部分まで掃除をしたり、少しでも気になるような部分は部品を交換したりします。

ドック側ではチェーンロッカーの掃除・補修が行われていました。

船底のサビ落としが完了し塗料の吹き付け作業を行うために船の至る所がシートで覆われます。

それにしもてドックの工員さん方は慣れているとはいえ、作業が早いです。

ドック二日目が終了し、作業が進んでいることが目に見えてわかります。